介護ベッド高さ調整機能のメリット

家庭用ベッド
成人が使う家庭用ベッドの高さとは「フレーム+マットレス」の合計で
マットレスの天面の高さ40~50cmになります。
家具に使われるチェア・ソファなどは40cm~45cmになります。
立ち座りのしやすさを考えると、
座り心地の良い高さとは40cm~45cmとのことです。

※「ロータイプ」のベッドは20~30cmの高さとなり。
部屋に開放感を与えるか・子供が使いやすいタイプとなります。

介護ベッドの高さと高さ調整のメリット

介護ベッドを使う老人

介護ベッドを利用している方は主にこちら:
①骨折などケガされた方。
②高齢者など足腰の力が弱くなった方。

足の具合がよくなくて
しゃがむのは大変、
起き上がる大変、
家族の方が毎回立ち会うのにもも苦労する、
などといった理由から介護ベッドを使うのです。

単純に立ち座りのしやすさを求めるてることではないので
高さ調節が対応している介護ベッドを使うと以下のメリットがございます。

介護ベッドから降りる 
高さを下げると
効果:足腰が常に具合悪い方でも、起居動作が楽になります。
高位置(床位)から降りるのでは動作が大変な場合
サイドレールを設置し、掴めるようにするほかに、
高さ調節の機能で低床位にすると無理な姿勢が軽減しながら、
ベッドから降りることが可能です。

※低床位のもう一つのメリットは、
低い位置で寝ている、ベッドから降りる際、万が一の転倒にも
けがの可能性が低くなります。


高さを上げると
効果:介助者が楽になります。
お世話を行う介護スタッフや家族の方にとって、
40cmぐらいの低い位置だと、腰をぁがめた姿勢で
お水入れ出しやリハビリテーションの動作を行います。
ベッド高さが最初から手が自然に届くところになると、
お手伝いも最初から楽になります。